司法書士・行政書士　 望月克浩 katsuhiro mochizuki

岩手県司法書士会会員　登録番号第３２６号
簡裁訴訟代理関係業務　認定番号第６１２２０５号
岩手県行政書士会会員　登録番号第１１０３０７９７号

ごあいさつ

みなさま初めまして、関西から二戸市へやってきました司法書士・行政書士の望月克浩と申します。
いつもお客様から、「何故、関西からわざわざ二戸へ？」という質問を受けます。
そうですよね、妻の実家も大阪ですし、普通疑問に感じるものです。そんなたいそうな理由ではありませんが、来た理由を書かせていただきます。
まず、司法書士は、司法書士の登録をしただけでは、登記等の従来の仕事しか出来ず、裁判の代理が出来ないのです。
司法書士の試験とは別に、簡裁訴訟代理関係業務認定のための講習を１００時間程度受け、試験に合格しないと裁判所の代理権は付与されません。
代理権が付与されると、弁護士さんと一部同様の仕事が出来るようになるのです。
二戸近辺では、こういった代理権を持っている司法書士がほとんどおらず、いたとしても裁判所の代理業務はされていない状態でした。もちろん、私が来た当時、弁護士さんは二戸市にいらっしゃいましたが、裁判業務が間に合わず、相談するのも２カ月待ちという状態だったと聞いております。
また、成年後見分野やその他の業務についても、司法書士やその他の士業の方を含めても、される方がほとんどいない状態でした。
こういった状態が続いたため、司法書士の業界でも、法律相談するにも法律家が少ない地域として「司法過疎地」と位置付けられたのです。

また、岩手県全体でもそうですが、特に二戸近辺（二戸市、一戸町、軽米町、九戸村など）では司法書士の高齢化が進んでおりまして、２０年～３０年後には、二戸近辺の司法書士が１人もいなくなる可能性が高い状態となってきているのです。
司法書士の岩手県受験者の合格者数も、悪い時には３年連続０名、良い時でも１～２名程度しかいない状態であり、現在の人数を維持する可能性は低い状態です。

このため、全国の司法書士をまとめている日本司法書士会連合会が主体となって、若くて簡易裁判所の代理権を持っている司法書士を「司法過疎地」へ送り込もうというプロジェクトがとられています。
そして、そのプロジェクトの中で、私が二戸市へ是非行きたいと手を挙げたのです。

長々と説明してしまいましたが、このような理由で二戸へやってきましたので、みなさんどうぞ可愛がってください。
それと、平成２２年７月時点で二戸市に永住することを正式に決め、平成２３年４月には二戸市福岡字上町にあった事務所を現在の場所に移しました。また、５月より行政書士としても活動することになり、色々な面でみなさんにご支援出来るようになりましたので、今後とも末長くよろしくお願い致します。

略歴